ジャーナル Journal

〈岩美現代美術展〉旧病院で3人のアーティストが展示!

Aug 30, 2015
〈岩美現代美術展〉旧病院で3人のアーティストが展示!

岩美町のStudio652(旧岩美病院)で、「岩美現代美術展」が始まりました。

初日のアーティストトークには、ざっと見渡しただけでも40~50人のお客さんが来場され、賑やかなオープニングとなりました。

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造形作家の毛利泰房さんの作品は、石ころアート!石の特徴をうまくいかして、動物たちが愛らしく描かれています。

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こちらの椅子に座っているのも…

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小石に描かれた動物たちです。

毛利さん、石ころアートに取り組んで51年になられるそうです!「石の上にも50年」というユーモアたっぷりのトークに、会場には笑いがおきていました。

 

今回、毛利さんはワークショップも開催してくださいました。お子さんから年配の方まで参加され、皆さんがつくった作品も会場に展示されています。

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動物だけでなく、スイカやお地蔵さんなどバラエティに富んだ作品も並んでいます。

毛利さんは、「素材の石に出会えるのがひとつ素敵な体験。何も書かなくても何かに見える石に出会いたい。海も山もある岩美町には面白い石がたくさんある」とおっしゃっていました。

 

韓国からの招へいアーティストである、ファイバーアーティストの金英美(キム・ヨンミ)さん。8月20日~27日まで制作風景を公開したオープンアトリエには、1日30人くらいの人たちが来てくださったそう!

「普段の制作環境とは全く違い、いい意味で刺激を受けられた。本当に来てよかった」とお話されていました。

 

金さんが岩美で制作した5点は、それぞれが1日の日記になっています。

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左下はセミの抜け殻。なんと金さん、岩美に来て初めてセミを見たのだそうです!(韓国にもセミはいるけれど、都市部に住んでいるから見られたことがないらしいです!)

 

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制作中のアトリエから見えた風景。昔ながらの日本家屋の屋根が連なって印象的だったとか。全体的に明るい色彩を使われたのは、「岩美の人と触れ合って、みなさんがあたたかかったから」。

 

唯一、地元鳥取県からの招へいアーティストとなる、鳥取市在住の現代美術家の藤原勇輝さん。テーマは、小泉八雲の「耳なし芳一」です。

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小泉八雲の怪談話は、妻・小泉セツから聞いた昔話を八雲が解釈を加えてアーカイブしていったもの。今回はこの手法で、藤原さんを通して、藤原さんなりに解釈した「耳なし芳一」を展示しています。

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展示会場のStudio652がかつて病院だった場所ということで、「生と死」がもうひとつテーマになっています。「耳なし芳一」の体にお経を書いた場面は、藤原さんが自分の体にテキストをぐるぐるに巻くパフォーマンスを行い、写真と映像で展示。また、はがし取ったテキストをインスタレーションで抜け殻のように見せています。

岩美現代美術展、三者三様の展示空間で見応え十分です!

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「岩美現代美術展」

会期:8月29日~9月6日

時間:午前10時~午後6時

会場:Studio652(旧岩美病院)/鳥取県岩美郡岩美町浦富652

入場料:無料

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